ここ数年、インドでは急速にインターネットが普及しており、インターネット利用者数は2016年に総人口の20%である4億人を超えます。そんな急速なインターネットの普及により、IT産業もインドでどんどん拡大してきています。今回は、今も成長し続けているインドのIT企業の中でも特に勢いのある企業を5つ紹介します。

Zonato(ゾマト)

Zomatoはインドで初めてかつ、最大のレストラン検索&レビューメディアです。日本で言うところの「ぐるなび」や「食べログ」のような企業ですが、Zomatoの規模は桁違いです。日本にはまだ進出していないものの、ブラジル、イギリス、カナダなど世界18カ国にまで広がっています。2014年には時価総額が660億ドルにも達し、新卒採用を始めた1年目で115名も採用するなど、勢いはとまりません。

インドを歩いていると殆どの飲食店にZomatoの看板がついていることに気づきます。私もよくZomatoを利用しますが、インド人の優しい国民性もあってかレビューは甘口気味です。

Zomato

 

 

Flipkart(フリップカート)

Flipkartは当日・翌日発送が可能で、30日保証がついたインドのEコマース最大手の企業です。インド国内でのFlipkartの売上はAmazonを超えます。2014年に1000万人だった利用者数は2016年では4600万人まで増加させるなど飛ぶ鳥を落とす勢いで成長しています。企業価値は110億ドルで、これからもAmazonに対抗しながらどんどん市場を拡大していくと期待されています。

Flipkart

引用:http://www.customercare121.com/flipkart-customer-care-tollfree-number/

Paytm(ペイティーエム)

Paytmはインド最大のデジタルウォレットを扱っている企業です。お店での利用はもちろん、公共料金の支払や友達への送金も可能です。インドではあまり馴染みのなかったQRコードを使った支払いが便利だったため人気のサービスになりました。企業価値は50億ドルですが、現在調整中のソフトバンクグループからの資金調達を受けることができれば企業価値は90億ドルになるとも言われており、まさに勢いの止まらない企業であると言えます。

Paytamには割り勘の機能もあるため、ごはんを食べに行ったときなど会計が楽で私も重宝しています。

paytm

OYOROOMS(オヨルームズ)

OYO ROOMSはインド国内の低価格ホテル紹介サービスです。CEOはなんと22歳という若さで、2013年に創業して2年後の2015年には既に企業価値は4億ドルに達しています。

掲載されるホテルはOYOROOMSによる厳正な審査に合格したホテルのみで、さらに定期的にOYOROOMSのスタッフによる抜き打ちチェックをクリアすることがサイト掲載の条件とされているため、ホテルのサービスの質が落ちません。実際に利用する場合、利用者はPCやスマフォから部屋を予約やルームサービスの注文を行います。

OYOROOMS

TATA CONSUTANCY SERVICES(タタ・コンサルタンシー・サービシズ)

TATA CONSUTANCY SERVICESはインド最大財閥であるTATAグループのITサービス企業です。世界46カ国の拠点と30万人を超える社員を持ち、コンサルティングを基盤としてIT、BPO、インフラなど事業内容は多岐にわたります。現在ではIBMやアクセンチュア、HPに匹敵する規模の大きさを誇り、IT分野サービスにおける世界4大ブランドの一つに選ばれている。間違いなくインドIT産業を牽引している企業です。

TATA

まとめ

インドのスタートアップ企業を5つ紹介しました。日本ではあまり馴染みのない企業ばかりですが、今後日本に進出することも大いに考えられるような勢いのある企業ばかりです。インドで生活しているとこれらの企業の看板を目にすることが多く、インドのIT産業の盛り上がりを実感することが出来ます。