AndoidとiOS、どっちを先にやるか?どっちが簡単で初心者向けなのかはこれからもなくならないテーマであると思います。今回はアプリ開発を始めたいと考えている初心者向きにどちらが自分にあっているかを判断するヒントを紹介します。

Andoidとiosの世界と日本のモバイルOSシェア率

日本のAndoidとiosシェア

現在、日本ではAndoidスマートフォンのシェアよりもiPhoneのシェアの方が圧倒的に高いです。2017年ではiosのシェア率は約70%を占めており、Andoidのシェア率は約30%です。このようにiosの方がAndoridのシェアを上回っている国の中で、日本は世界トップです。iosの方がAndoridのシェアを上回っている国は、日本に続いて、オーストラリア、アメリカ、カナダ、イギリスなど数か国しかありません。しかも、この日本の数字は世界でダントツです。しかし、日本でiosのシェア率が最も高かったのは2016年で、2017年は減少しました。この減少傾向がこれからどこまで進むか今後も目が離せません。

日本でのiPhoneのシェア率が高い理由として、「日本が裕福な国」であることがあります。日本以外のiosのシェア率が高い国をみても、先進国が並んでおり、iPhoneのシェア率が高いのは生活水準が高い国々であるといえます。

世界のAndoridとiosシェア

世界では日本と全く真逆の状況です。Andoridのシェア率は右肩上がりで、2017年ではAndoidのシェア率約70%でiosのシェア率は約20%です。残り10%はその他となっています。なぜ世界ではAndoridの方が人気なのか。一番の理由は世界的にみて、iPhoneの価格が高いことにあります。日本でも定価は9万円程度します。本来ならばその9万円程度を支払わなければなりませんが、MNP(電話番号はそのままで、携帯会社を変更すること)の場合であれば、一括0円などで購入可能です。結局通信費からひかれますが、それはある意味仕方ありません。世界ではこの9万円程度を一括で払う必要があります。

今後は日本でもAndoridが売れることが予想される

先述したように、2017年の日本でのiosのシェア率これまでの右肩上がりから低下しました。日本でもSimフリーの概念が浸透し始め、格安Sim、格安スマホで月々の携帯使用料を抑える動きが世の中の広がってきています。この格安スマホはほとんどiPhoneではなくAndoridスマホです。やはり、スマホを安く維持することができれば、Andoridスマホを使う人も多くなっていき、日本でのAndoridの発売台数も増加傾向になると予想されます。

そんなAndoridとiosですが、アプリを開発するとなるとどちらがいいのでしょうか。

AndoridとiOSのアプリ開発

AndoridとiOS開発環境

iosのアプリ開発に必要なのはMacです。iosのアプリを開発するためには、Xcodeというソフトを使わなければなりません。このソフトはMacでしかインストールできず、WindowsやLinuxのようなOS搭載のPCでの開発はできません。Andoridの開発にPCのOSは関係なく、AndoridStudioというソフトが必要になります。AndroidStudioは公式ウェブサイトで無料でダウンロードすることができます。ただAndroidStudioは非常に重く、動かすにはそれなりに性能の良いコンピューターでないと動作しない可能性があります。AndroidStudioの推奨環境はRAMが最低3GBで8GB推奨、さらにAndroidエミュレーター用に1GBです。
データの空き容量は最低2GB以上で4GBを推奨となっています。自分の使用しているPCも考慮してみましょう。

iOSのSwiftとAndoridのJava、Kotlinの難易度

iosアプリを開発するにはXcodeというソフトが必要になることは説明しましたが、プログラミング言語はSwiftを使います。SwiftはiOS、Macアプリ、AppleWatchなどのApple製品を開発するために、2014年にAppleがリリースしたプログラミング言語です。iOSアプリを開発するには、このSwiftを使わなければ開発できません。以前まではObject-Cという言語が主に使用されていましたが、現在ではObject-Cよりもコード量が少なく、わかりやすいSwiftが主に使われています。

Andoridの開発には現在ほとんどがJavaという言語で作られています。この言語はアプリのみならず、銀行のシステムや家電、宇宙開発など幅広い製品の開発に使われています。Javaは汎用性の高い言語でありますが、習得難易度はSwiftに比べると高いです。アプリを誰でも簡単に作れるようにと作られたSwiftに対して、Javaは覚えることも多いです。ですが、2017年6月にGoogle I/O で Android 向けのファーストクラス言語として Kotlin が発表され、Kotlin はすでに Android アプリの実環境で利用できます。これはiOSアプリの開発がかつて、Object-Cだったように、JKotlinもJavaよりもコード量が少なく簡単に開発をおこなえるなどのメリットがあります。また、Javaとの相互互換性が非常に高く、JavaからKotlinのコードを呼び出すことも、KotlinからJavaのコードを呼び出すことも可能です。学習難易度に関しては、まだまだ学習教材が不足している点などが懸念されます。

まとめ

初心者の方がアプリ開発を始める場合、最初に取り組みやすいのはiOSアプリ開発といえるかもしれません。Andoridの開発に使用されるJavaは学習難易度がSwiftに比べると高いですが、今後はKotlin の学習教材が普及し、Andorid開発の難易度も低くなると予想されます。日本でのアプリマーケットはiOSアプリが圧倒的に大きいですが、世界では全くの逆であるので、それらも、アプリ開発を始める前に考えて自分にあったアプリ開発を選びましょう。