インドで海外就活はできるのか?~インドの就職事情~


インターンの大山です。今回は「新卒の方向けのインドでの就職」について書いていきたいと思います。私自身もインドで生活している中で「インド就職」を考えるようになりました。実際に日本人が新卒でインド就職することはできるのか。何が課題になるのか。気になるインド就職について紹介したいと思います。

冒頭でも紹介しましたが、インドでの就職についての詳しい情報に関しては次のサイトをご覧ください。

参考サイト:インド就職/転職のMISAO

インドで働くといくらもらえるのか~インドの生活と物価~

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そもそもインド人の給料はどれくらいなのか。インド人の基本月給は非製造業・スタッフ職で月520ドル。マネージャークラスになると、およそ倍の金額をもらえるようになります。つまり日本円に換算すると非製造業のセクターで月給5万円程度ということになります。ちなみに日本での非製造業のスタッフ職の月給の相場は3300ドル程です。

給料の額だけ比較すると、インド人の給料は日本人の16%程度という計算になります。数字だけ見てみると日本の給料の方が断然高いことが分かります。

しかし、インドの物価を考えると5万円は少ない数字ではありません。インドの物価は日本の物価と比べられないくらい安いです。例えばタクシーは日本で乗ると初乗り700円ほどしますが、インドでは50円程度です。カレーも1皿160円程度です。また、バンガロールの月々の生活費は家賃(10,000円)食費(14,000円)交通費(5,000円)で月3万円程度あれば生活できてしまいます。給料が5万円もあれば、2LDKに暮らして、食事もしっかり3食たべる事ができます。このようにインドの物価を考えると、5万円もあれば日本で月30万円もらうよりも快適な暮らしができるかもしれません。

インドの日系企業に就職することはできるのか

インドの日系企業の数は2017年現在、1000を超えていると言われています。ここ5年間で日系企業の数は倍増し、日系企業のインド進出が流行っています。日系企業のインド進出が流行っている理由は、インドの人口が大きく関係していると言われています。

インドの人口構成はきれいな三角形型になっており、人口の増加率も約1.8パーセントと高い成長率を誇っています。長期で働けるインドの若者を大量に、安い賃金で雇うことが出来るため、日系企業はインドへ進出してきているのです。

したがって日本人がインドで就職するとなると、給料などの面からインド人に比べると少し厳しいかもしれません。日本人がインドの日系企業で働く場合の多くが駐在員での派遣という形になります。インドでの現地採用という方法もあるようですが、よほど優秀な人材か、現地でしばらく生活していてインドの文化やビジネスに精通している人材でなければ難しいかもしれません。

インド企業にはどんな人材が求められているのか

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インド企業が日本人を雇うとき、求められるポジションのほとんどが翻訳者や通訳者です。次に日本料理をつくれるシェフというのもあります。つまり日本人がインドの企業の企業に入るとすれば、日本語を使った仕事になる可能性が高いということになります。

確かに日本語を母国語として使っている国は日本しかないわけですから、インド人が日本相手にビジネスを始める際、日本語ができる人材は貴重です。日本でビジネスをしたいインド人も多いです。

HONDAやTOYOTAの車はインドでもよく見かけるほど人気の日系企業です。日本製の車が人気なインドは日本の技術力の高さを認め、尊敬しているため、日本人と一緒に働きたいと思っているインド人も多いようです。実際に私の友人のインド人も、自分のITスキルを活かして日本で働きたいと言っていました。

かと言って、どんな日本人でもインド企業に求められているかと言われればそうではありません。何かに高い技術力を持った日本人でない限り、インド企業に入るのは非常に苦労すると考えられます。インド人は植民地時代の産物でもある英語力に加え、数学が得意な国民性から優秀なエンジニアも多くいます。日本人がインドでビジネスをするとなると、まず英語という壁を乗り越えなければなりません。

インドでビジネスをするには英語が必要

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先ほどお話したとおり、インドで就職をするためには英語を習得する必要があります。日本のEF EPI指数(英語のできる能力を図る指数)は60位中26位。先進国や発展途上国の中ではかなり下の順位に位置しています。インドに限ったことではないですが、発展途上国や先進国でビジネスをするのであれば、世界で最も話されている言語である英語の習得は必須になります。

まとめ

日本人がインドで就職をするのは、少し困難なように思えます。業種にこだわらなければ日本語の通訳の仕事などがありますが、技術者としてインド企業に入ろうとすると、相当英語が堪能であるか高い技術力を持っているかしない限り、雇ってもらえない可能性が高いです。しかし日本に比べ、安い賃金でもインドでは十分な生活が出来るので、インド就職にチャレンジすることのハードルはそこまで高くないように思えます。

冒頭でも紹介しましたが、インドでの就職についての詳しい情報に関しては次のサイトをご覧ください。

参考サイト:インド就職/転職のMISAO