世界で勝負する日本人起業家たち。その驚くべき起業家精神に迫る!


起業家

こんにちは。インターン生の高田です。

日本のお盆なんて関係ない!!と言わんばかりに、日本人起業家たちが海外で活躍しています!

特に新興国の多いアジアやアフリカでの活躍が目を引きます。最近だと、東南アジアを中心にモバイルサービス事業を展開するyoyoが日本のベンチャーキャピタル3社から計1.3億円の資金調達を発表し、話題になりました。

 

「攻める体制が整った」東南アジアで新興国向けモバイルサービスを展開するYOYOが約1.3億円の資金調達を発表【@suni】 | TechWave
「攻める体制が整った」東南アジアで新興国向けモバイルサービスを展開するYOYOが約1.3億円の資金調達を発表【@suni】 | TechWave

今や日本人が活躍すフィールドは国内に留まらず、世界中で起業する日本人が多くいます。さらに、上述のyoyoのように、大きな規模でローカル向けのサービスを展開する起業も出てきています。東南アジアのモバイル市場といえば、これから最も見込みのある市場といわれていますし、この資金調達達成は、今後の日本人海外起業家の大きなトレンドを作っていくのでは!?と感じています。
さて、今回の記事ではそんな海外で活躍する日本人起業家の、起業に至るまでのストーリーを見ていきたいと思います。
海外で事業を興すことは並大抵の決意ではないと思います。しかし、世界の起業家も同じで、失敗体験を乗り越えて今の活躍に繋がっています。
海外起業のために必要なものとは、一体何なのか。アジア・アフリカで起業した4人の起業家精神を追ってみたいと思います。

 

年商300億!きっかけは友人から得たアイデア。

タンザニアやマダガスカルなど、アフリカ6ヶ国でビジネス展開を行う金城拓真氏は、大学在学中に現在のビジネスのきっかけを友人から得た。

というのも、大学のグルジア人の友人が、「中古車を母国に送るよう依頼されて、送ったらお金を貰った」とのことだった。これをヒントに、友人6人で中古車6台を購入した。アンゴラ出身の友人がいたことから、アンゴラでその車を売ったところ、100万だった中古車購入資金が3ヶ月後には350万になって返ってきたという。

これをきっかけに、アフリカへの日本中古車の輸出事業を始めた。「質は良いのに、安く買える」という口コミが一気に広まり、事業はどんどん拡大していった。もちろん、アフリカの商慣習の違いから戸惑うこともあり、失敗も数多く経験した。しかしこれを乗り越えて、今では運送事業、鉱山経営などのグループ会社を束ねるまでになった。

成功の秘訣はというと、「まだ誰もやったことのない市場への挑戦」ではないだろうか。リスクもある分、それを乗り越えたときには成功が待っている。競合との戦略的な駆け引きをするよりも、、市場の魅力を早く見出すことが重要だということが分かる。

 

爆発的成長市場、ジャカルタでのwebサービス展開に取り組む日本人

インドネシアの首都、ジャカルタでITサービスの展開に取り組んでいる日本人、それが、辻友徳氏である。

日本のITメガベンチャー企業を退職したのち、シンガポールで働いていたそうだが、縁あってインドネシアで起業するにいたったとのこと。当初は東南アジアの中でも成長市場として注目されているインドネシアに圧倒されつつも、「これからのマーケットリーダーになる!」という強い意志で現地向けITサービスの構築に取り組んだという。

元々は日本のIT企業で働いていたこともあり、webサービス開発に関心があったそうだ。しかし、単身でインドネシアに渡って起業するとは、考えていなかったそうだ。

現在提供しているpricebookというwebサービスは、日本でいうところの価格.comである。まだインドネシアではEC市場が盛りあがってはいないそうだが、インターネットユーザーの利用者増加数を見ればこれから伸びる市場だることはほぼ確実だろう。競合サービスに対抗するために、辻氏は今も奮闘している。

 

東南アジアのゲーマー100万人のプラットフォームを開発した若手起業家

大学卒業後、多くの人は一般企業に就職する。現在マレーシアでモバイルゲームのプラットフォームサービスを提供している澤田将司氏も、そのうちの一人になろうとしていた。

しかし、澤田氏が選んだ道は企業就職ではなく、海外での起業であった。起業にいたった背景には様々な要因があったそうだが、一番は「若いうちに色々経験しておきたい」という気持ちからだったそう。そこで、当時は人件費が安かったマレーシアで、システムのオフショア開発拠点として会社を設立させたのである。しかし、創業した2007年から人件費が3倍近くになり、事業の転換を余儀なくされた。

そこで目を付けたのが、モバイルゲーム市場であった。ユーザー数も多く、ユーザーあたりの課金額もそれほど少なくない。この読みは当たり、今では100万ユーザーを抱えるプラットフォームを作り上げた。

澤田氏曰く、「仮説を持って行動することが大事」とのこと。たとえ上手くいかなくても、市場の変化を見極め、やってみることが成功の第一条件である。

 

インド最南端での挑戦!日本企業初のテクノパークへの進出に。

インドは最南端の、ケララ州をご存じだろうか?ここには、インド最大のIT企業の集合地「テクノパーク」があり、世界各地の有名企業が名を連ねる。ここに日本人として初めてオフィスを構えたのが、蓜島 亮氏が2010年に設立した“Ylem infotech Pvt Ltd”だ。蓜島氏は25歳の時にインドに渡航し、インドでの起業を決意したそうだ。

「日本だと同じ尺度で評価されるから目立つことが難しい。日本人がほとんどいないケララなら、自分の強みが発揮できる」と述べる。現在は日本企業向けのBPO事業と、ケララ州のアーユルヴェーダ紹介事業を手掛けている。今後は事業の幅を広めていく予定で、インド国内向けのサービスを展開していく予定だ。

蓜島氏は、最初から今のような事業ができたとは思っていなかったという。「まず、飛び込んでみること。過去の延長線上でものを考えないこと。」が重要であるという。飛び込んでみて、知れる世界というのがある。事を成し遂げるためには、予測できない未来に向かう思い切りというのも、起業家にとっては大事な要素である。

 

 

4人の海外起業家の考え方をみて、皆さんは何を感じただろうか?

Appleを創設したスティーブ・ジョブズも、

「未来を見据えて点と点を繋げることはできない。点を繋げることができるは、過去を振り返った時だけだ。」

「今やっていることが正しいと信じることこそ、あなたに自信を与えてくれる。」

と有名な彼のスピーチの中で述べています。今を信じてやり抜くこと、そして失敗したとしてもそれを糧に挑戦することこそ、すべての起業家が持つべき精神なのでしょう。