【外資採用担当が語る10】 なぜインド人か?


外資系インド

つい最近まで外資系世界最大手メーカーで新卒採用を担当しておりましたMです。
連載記事第10回目の投稿となります。

皆さんご存知の通り、昨今国際社会でインド人の活躍が目立ちます
米大手の有名なところでは、Microsoft、Adobe、Master Card、Pepsi-ColaなどのCEOはインド人です。

なぜインド人が国際社会で活躍しているのか?
いくつか要素があると思います。
私自身もその根拠を自分の肌で感じたいと思ったことが、外資系を辞めて、いまインドで働いている理由でもあります。

まとめると下記の要素です。

1.英語力
インドには多数の言語が存在し、地域によって主言語が異なります。
その為、同じインド人同士であっても異なる言語圏をまたいで生活や仕事をする場合には、英語が必須となります。その為、多くのインド人は英語が使えます。これは国際社会で活躍する上で最初の障害となる英語の習得において、大きなアドバンテージがあります。

2.多様性への対応力
民族の多様性があり、肌の色、使用する言語、宗教、カーストなど、日々バックグラウンドの異なる人と触れる機会があふれています。バックグラウンドが多様であるということは、初めて会った人を信頼できるのか見極め、相手がどんな考えを持っているのか想像し、自分の常識や当り前を疑い、柔軟性を持って人と付き合う姿勢を要します。これはまさに今国際社会、多様性の中で成果を出す人材に求められているスキルそのものです。

3.論理的思考力と説得力
バックグラウンドの異なる人種の中で物事を前に進めていくためには、「暗黙の了解」では何もことを進められません。考えていることをどんな相手にも分かりやすく、しつこく伝えつづけなければならないのです。これは海外で異なる国籍の方々と仕事をする際に求められる論理的思考力と説得力そのものです。

4.商売力
インド人と話をしていると彼らは常に商売の機会を狙っています。例えば、コップをお店で買うと、ティシュはどうだ?皿はいらないか?と、全然関係の無い商品であっても勧めてきます。また、英語の先生と話をしていると、紹介契約を結んで日本人学生の紹介をしてくれないかとか。インド人には、会社法人単位ではなく、個人にこの商売根性がアイデンティティとして組み込まれています。この感覚は「儲け」を最優先に、善と考える外資系企業においては非常に大事です。この商売根性が外資系の文化とマッチしているのです。

上記は日本人として、耳の痛い話ばかり。しかし、その要素にこそ日本人の課題、成長の方向性があると思うのです。
日本には、まだまだ成長可能性があります。
もっと多くの日本人がインドに訪れ、世界を知り、世界に飛び立つ人材が誕生する、
そんな未来がこのインドIT留学事業を通して実現できればと考えています!

では、また次回。