【外資採用担当が語る5】 外資系は成長できる?


キャリア

つい最近まで外資系世界最大手メーカーで新卒採用を担当しておりましたMです。
連載記事第5回目の投稿となります。

今回は、「成長」というテーマについてお話をします。

外資系企業を希望されている方の中には、
この「成長」というキーワードを志望理由として挙げる方がいらっしゃいます。

では、外資系は日系企業に比較して成長できるのか?
回答は、ずばり「Yes」です。

しかし、補足としては、
「成長できるが、必ずしも皆が成長できる訳ではない」
ということです。

これはどういうことかと言うと、
日系企業(特に大手企業)の場合は、
入社後の研修からメンタ―制度まで、あの手この手で会社が皆さんの成長をサポートしてくれます。また、入社してからの仕事は、比較的簡単なものが多く、段階的に成長をしていうことができる。多くの企業では入社3~4年目でようやく黒字人材になる(言い換えると、3~4年目までは育成コストがパフォーマンス、バリューを上回っている)と一般的には言われています。

一方、外資系の場合は、
入社式の後に新卒研修が1週間程度あるかもしれませんが、それを終えたら、基本的には即戦力とみなされます。そして、外資系企業の場合、日系企業に比較して、仕事量が2~4倍は多い。これは、日系企業から外資系企業に転職した私の所感です。日系企業なら社員2~4人で運営している仕事を、外資系の場合は社員1人+短期派遣社員の方で運営していました。つまり、外資系で成果を出そうと努力した場合、必然的に日系企業で勤務するよりも2~4倍のパフォーマンスを出せる力が身に付くのです。言わば、「大量の仕事、責任ある仕事によって成長できる」。これが外資系です。

しかし、デメリットもあります。
そのような大量の仕事をこなせたら、年齢に関係なく、どんどん昇進していきます。更に責任ある仕事を任せられるのです。
では、こなせない場合はどうなるか?落第するか、昇進がストップします。
これは、年齢を重ねるごとに給料が段階的に上がっていく日系企業との大きな違いです。

まとめると、外資系は
責任ある仕事によって成長できるが、
全員が成長できる訳ではない
ということになります。

 

・私はどんな環境でも貪欲に成長していく自信がある!
・年功序列なんて嫌いだ! どんどんのし上がってやる!
⇒外資系 がお勧め (または、一部の日系ベンチャー、起業)

・研修制度が充実している会社が良い
・ゆっくりでもいいから確実に成長していきたい
⇒日系企業 がお勧め

 

では、また次回。